・2007/09/23 (RO2)


 
 
 
<前人未踏の無人島編>
 
以前から気になっていたことがある。
ゲーム開始直後に訪れる村ホードミメスを出て、
北の沿岸部に向かうと、海峡を挟んだ奥に高く聳える無人島がある。
 
地図上では、島の名前が載っておらず、泳いで渡ろうとしても、
 
 
 
 

このように、潮の流れが強く、渡ることができない。
あの島に渡らせたくないのであれば、なぜ、あそこにあの島が存在するのか。
なんとなく作っただけなのか、それとも、景観として映えるから?
もしかすると、あの島にとんでもない何かが隠されているのではないか。
ユーザーには見せるわけにはいかないヤバイなにかが。
 
 
 
 
浜辺で狩りをしているプレイヤーに、無人島に関する聞き込みをしてみた。
 
 
 
 
 
 
どんな手を使ってでも、渡って確認しようと目論んで、
幾数日、、、
 
 
 
 

ブロンテラ付近で殺した牛の乳を吸って、栄養を補給していたところ、
地域チャットから耳寄りな情報を得ることができた。
 
 
 
 
「バグを利用して、急斜面の山を登ることができる(要練習)」
 
 
 
 
ピンときた。
これは、ひょっとしたら、あの無人島に渡る解決の糸口になるかもしれないと。
急斜面の山を登るには、ちょっとしたコツが必要で、完璧に山登りをマスター
するまで、実に1時間半の練習を必要とした。
 
 
 
 
 

何がしたいのかというと、ホードミメス東部に連なる巨大山脈をバグ技を使って登り、










迂回した後、山の頂から、海に向かってダイブ、そのまま泳いで孤島まで渡ろうという腹積もりだ。
 
 
 
 
 
 
20分を費やし、見えない壁を飛び越えることに成功。
上図を見てもわかるとおり、マップ外のフィールド上では、常識は通用しない。
気づいたらいつのまにか墜落死していたというのは往々にして有り得る話である。
 
 
 
 

頂を目指してひたすら登っていると、突如急斜面に出くわした。
この黒い部分はなんだ、墜落しそうな匂いがプンプンするが、
ここを通らなければ、頂上に辿り着けそうにないので行くしかない。
 
 
 
 

足場はあった、問題ないようだ。




 
急斜面を抜けると、眼下に見えたのは、美しい山々の稜線。
結構登った気がするが、頂上はまだ見えない。
ミニマップが真っ黒だ。いよいよ地図が役にたたなくなってきた。
 
 
 
 
 
突如、眩しい光が辺りを照らし始めた。
なんの光だろうと、頂を目指して走る。
 
 
 
 
 
 

ここは!完全に雲の中だ。
さっきの光は太陽か。
 
 
 
 
 
フィールドの危険度が増し始める。
一歩間違えるとまっさかさまだ。
 
 
 
 
 

どう考えても、ホードミメス山間部だと思うが、
前述の通り、マップ外のフィールドでは常識が通用しないのだ。
 
 
 
 
 
 
地図を開いてみる。
緑の矢印が自分の位置を示している。
とんでもないところにいるが、例の孤島に大分近づいている。
 
 
 
 

一体どれほど登ってきたのか、おそらくここが頂上だ。
陽の光がまぶしい。
 
 
 
 

頂上から少し離れた場所に海に通じる崖があった。
俺の読みでは、ここからダイビングすれば、
潮流の壁を抜けた海に着水するはずなのだ。
 
 
 
 

早速飛び降りてみよう。
 
 
 
 
 

思ったとおりだ!たとえ、上空3000メートルの崖から飛び降りても、
着地点が海ならば、ダメージは0。そして、眼前に見える島は例の無人島!
ヘヘ、狙い通りだ。
 
 
 
 

さて、早速泳ぐぜ。
それにしても、気味のワリィ岩肌だな・・・。
真っ青じゃねえか。
 
 
 
 

海中を少し潜ってみた。
底が見えないくらい海溝が深い。
そして、どうやら、この場所では、酸素ゲージが表示されないらしい。
つまり、延々と潜り続けていられるわけだ。
これもマップ外の為せる技か。
 
 
 
 
 
 
 
 
ここが前人未踏の無人島か。
島というよりでかい岩という感じ。
残念ながら、急斜面すぎて頂上に登ることはできなかった。
しかし、興味深いモノを見つけることができた。
 
 
 
 
 

朽ち果て、半分沈んでいる船だ。
このでかい岩にぶつかって沈んだことを物語っている。
船倉には目ぼしいものはなかったな。
 
 
 
だが、俺の調査はまだ終わっていない。
無人島はこの島だけじゃねぇ。
もう一度地図を確認してみようか。
 

ごらんの通り、ホードミメスには今の島を含め、
5つの無人島が点在している。
いずれも、通常の方法では、潮流の関係で辿り着けない。
しかし、今の俺は潮流の向こう側にいるからな。
泳いでわたることが可能な筈だ。
 
 
 
 
だが、残念ながら、他の3つの島もこれといった特徴はない、
ただの島だった。
 
 
 
 
 

残す島はあと一つ。
ここにきて天気が悪くなってきた。
 
 
 
 
 
最後の無人島に横付けされている船舶を発見。
しかも、沈んだ船とは違い、動いている。
あの島、なにかあるな!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 


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