・07/24


狩りの最中、マルドナードから耳打ちが入る。
マルドナード軍のHysokaという人物が僕に連絡をとりたいのだそうだ。

耳打ちでHysokaと話してみると、
彼はフェイタンだと名乗った。


フェイタンとはUO時代AsukaシャードのPvPerとして、
名を馳せていた害児のことで、
派閥戦争を一緒に戦い抜いてきた僕の戦友でもあるのだ。
フェイタンとHysokaは友人同士で、今はHysokaのキャラを通じて、
フェイタンが操作しているらしい。

また、Hysoka本人はというと、マルドナード軍を抜け、
僕のギルドに移ることを望んでいた。
手続きをとるため、僕は彼をアルデバランに呼び寄せた。

しかし、マルドナード軍を捨て、
ウチに来るとは思い切った決断をしたもんだ。

あれ?
マルドナードも同伴か。


どうやら勝手についてきたらしい。

マルドナード軍を抜ける直前のギルド会話が目に浮かびそうである。
ともかく、Hysokaは決心したようだ。

一方、マルドナードは僕らの周りをうろつき、
離れようとしない。


痺れを切らせたフェイタンがマルドナードを説得しだした。




フェイタンの説得虚しく、マルドナードは要領を得ていなかった。


フェイタンが苛立ち始めた。
アルデバランに不穏な空気が漂い始める。



フェイタンはなんとかマルドナードに状況を理解してもらおうと、
再度説得に当たろうとするのだが、




バイトの時間が迫っていたことから、フェイタンはマルドナードに一から
状況を説明することが馬鹿らしくなってしまい、


喧嘩腰に。














そう言うと、彼はアルバイトに出向いたのであった。
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