・2006/09/02 (Mabinogi 3回目)


 
 
 

中国サーバー潜入レポート!
下痢便ジャパンと命名。 
 
 
 

中国PvPサーバーに入ったはいいが、ネックとなるのはやはりラグ。
クリック移動しようとしても、キャラクターがその命令に反応しないのだ。
どうなっているんだと左クリックを連打しても、断固として移動してくれない。
10秒後、思い出したかのように移動を開始するのを見たときは、
ログアウトのボタンを押したくてたまらない衝動に駆られたが、ここはぐっと我慢。
 
しかし、ラグによる弊害で、一番弱いMob一匹殺すことも出来ず、
途方に暮れた。これでは、どうすることもできないじゃありませんか。
なんとかLvを上げる方法はないものかと考えた結果、ある方法が頭に浮かんだ。
うまく事が運べば楽々Lvをあげることができる。
やってみる価値はありそうだ。
 
 
 
 
誰もいない草原を10分駆け回り、
一人の中国人を発見。
 
 
 
 

反応があった。
だが、何を言っているのかさっぱりだ。
 
 
 
 
相手、察知したのか英語で会話し直し。
 
 
 

一応、それなりに人口はいるらしい。
 
 
 
 
 
 
それにしても、スタート時から持っているこの妙な折れ曲がった鉄棒はなんだろうな。
使い方を調べる為、キャラを操作していると、今度は黒衣の中国人が近づいてきた。
 
 
 
 
 

snakeghyzz「彼は日本人だよ」
 
僕から少々の距離を置いた位置から、
先ほどの浅黒い中国人がそう言い放つ。
 
 
 
 

それを聞いた途端に、FUCK YOU宣言。
元気いいな!
 
 
 

理由を訊いてみた。
 
僕「なぜ嫌う!!」
黒衣「知るか」
 
素晴らしい模範解答だ。
よく分からんが、とにかく嫌いだそうだ。
 
 
 

日本人の出現に、周辺の中国人が駆けつけてきた。
白衣の中国人は僕を挑発しているのだろうか。
 
 
 

不喜という単語が出てくるあたり、
明らかに不快感を示している。
 
 
 
 
僕にも喋らせてくれ!!
 
 
 
 

英語でコミュニケーションをとろうとするが、
 
 
 

会話にならず。
 
 
 

頼むよ。
 
 
 
 

黒衣「ところで」
僕「うん」
 
 
 
 
 
黒衣「俺、日本人嫌い」
僕「なぜ嫌う!!」
 
また振り出しに戻った。
 
 
 

黒衣「知らないの?」
僕「教えてくれよ」
白衣「俺も嫌い」
 
 
 

黒衣「俺たち、お前殺したい」
僕「殺せるもんなら殺してみろや!!」
 
 
 

だが、彼らは僕を殺せない。
僕のレベルがある程度まで上がらないと攻撃することができないからだ。
彼らのフラストレーションは蓄積するばかり。
 
 
 
 
それをいいことに、どんどん挑発を試みる。
ここでは、とにかく中国人に殺意を沸かせることが重要だ。
なぜならば、それこそが冒頭で説明した簡単にレベルを上げる方法に
繋がってくるからである。
 
 
 

 
 
 

 
 
 

占めた!!黒衣がパーティに誘ってきたぞ。
 
 
 

こうなれば、後は黒衣についていくだけで、
 
 
 

黒衣が倒すMobの経験値を吸い、楽々レベルアップだ。
 
 
 

あれほど日本人を嫌っていた黒衣が僕のLv上げを
手伝ってくれる理由、それは
 
 
 

手伝ってくれているのではなく、黒衣が今やっていることは、
「日本人を殺したいからPK可能なレベルにまで育て上げる」行為なのだ。
 
 
 

 
 
 

Lv13まで上がると、案の定、ぶち殺されたが、
結果オーライ、これでいい。
 
もう日本に帰ります。

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